2024年も終わりに近づき、1年を振り返る時期となりました。この1年をどのように過ごし、どんな成果や課題があったのか、自分自身と向き合うことはとても大切です。しかし、忙しい日々の中で「振り返りの時間を取る」というシンプルな行為すら、後回しにしがちではないでしょうか。

「自分とのアポイントメント」を取る意義
仕事では、取引先や同僚とのアポイントメントを優先的に調整しますが、自分自身とのアポイントメントをスケジュールに入れることは、意外と難しいものです。しかし、自分との対話の時間を意識的に確保することで、今年の自分を見つめ直し、来年に向けての計画を整理することができます。この時間では、次のような問いを自分に投げかけてみてください：
「今年、最も達成感を得たことは何だったか？」
「来年、どんな挑戦をしてみたいか？」
「自分が続けたい習慣、やめたい習慣は何か？」
これらの問いに向き合うことで、今年の経験を未来のエネルギーへと変えることができます。

振り返りは未来への地図を描く作業
振り返りは、過去を振り返るだけの行為ではありません。これまでの経験から学びを得て、未来への道筋を描くためのプロセスです。「何を継続するか」「何を手放すか」を整理し、新しい挑戦に向けてエネルギーを蓄えるための重要なステップとなります。
忙しい日常の中では、つい目の前の業務に追われ、目標やビジョンがぼやけてしまうこともあります。この年末こそ、一度立ち止まって振り返ることで、自分が本当に大切にしたいことを再確認する時間にしてみてはいかがでしょうか。

新しい年に向けて
2025年が、皆さまにとって充実した素晴らしい年になることを心から願っています。まずは自分自身との時間を確保し、未来への一歩を明確にすることで、新しい挑戦に向けたエネルギーを蓄えましょう。


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株式会社アイデアル　山口幸子